ピックアップ実績紹介│株式会社ミツカングループ本社様 社内報マンガ

ビジネスコミックで成功する秘訣 お客様にお聞きしました

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株式会社ミツカングループ本社様 社内報マンガ

キーワード:社内報 メーカー 冊子

経営戦略をマンガで社員に浸透
社内報で評判のコンテンツに

クライアント名

株式会社ミツカングループ本社

漫画化の目的

経営戦略を社員や家族に浸透させる

漫画のターゲット(読者)

社員およびその家族

漫画の活用方法

社内報(季刊)に掲載

制作物仕様

A4

マンガ仕様

「強い現場マンガ」シリーズ カラー 9ページ
「マンガで見る 食をとりまく環境変化」シリーズ/
「マンガで見る グループビジョン」 カラー 6ページ

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作品概要

「ミツカン酢」や「金の粒納豆」で知られるミツカンでは、創業200年目の2004年にグループのビジョンを策定。ビジョンの社員への浸透を目的として社内報の読み物としてマンガを活用いただいています。

社員を実録を描く「強い現場マンガ」シリーズは3年間連載され、その後、事業を取り巻く環境をわかりやすく紹介した「マンガで見る 食を取り巻く環境変化」を4回にわたり連載。そして現在(2009年度)はリニューアルしたビジョンをわかりやすく解説する「マンガで見る グループビジョン」シリーズを展開しています。

ミツカンのプロジェクトX「強い現場マンガ」

ビジョンのキーワードの一つ「強い現場」。自ら考え、動くことで成果を上げた社員個人やチーム、マネージャーにインタビューし、実録形式で構成したのが「強い現場マンガ」シリーズです。
営業、商品開発といった直接部門から、チームで業務改善を進めた、経理部、お客様相談室、受注センターなどのスタッフ部門、メーカーを支える製造現場、そして次世代のミツカンを作る新事業部門など、2年間、12回にわたり、さまざまな課題や困難に打ち勝ってきた方々をマンガにしてきた、いわばミツカンのプロジェクトXです。

実際に働く社員を描いたこのシリーズは、新卒採用の会社案内にも活用され、「ミツカンで働くこと」のイメージ作りの一助にもなっています。

日々変わりゆく事業環境を社員、そしてそのご家族に伝えるために

「強い現場シリーズ」が社内の主な部門を一巡した2008年、次のマンガのテーマとしてスタートしたのが、食品メーカーを取り巻く事業環境について取り上げる「マンガで見る 食を取り巻く環境変化」シリーズでした。
このマンガでは「人口減による国内市場の縮小」「原材料費の高騰」「食品偽装」など、タイムリーな話題をわかりやすく伝えることを目指し、社員の方のみ ならずそのご家族まで、楽しみながらも事業環境を理解いただけるよう、マンガのタッチを変えたり、セリフの量を減らすなどの工夫しました。

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お客様からの声

株式会社ミツカングループ本社 コーポレートコミュニケ-ション部 広報室 忍田様

全社の経営戦略を伝える社内報マンガ

社内報には、経営方針や戦略といったタテの情報(経営情報)を伝える役割と、他の社員の結婚や他の部署のことなど、それを知ることで会社として一体感を持ってもらうためのヨコの情報(会社情報)を伝える役割がありますが、前者は文章にすると難しくて中々伝わりづらいんですね。それをより分かりやすく、身近に感じてもらうため、マンガという方法を使っています。

はじめは社内の各部署の方を取り上げ、その活躍や苦労をマンガで紹介していました。3年間連載し、ある程度いろいろな部署の方に登場して頂いて一段落ということで、2008年春からは、事業環境をわかりやすく伝えるシリーズをスタート。『食』を取り巻く環境にスポットを当てて、そこに起きている変化、たとえば、少子高齢化や穀物価格の高騰といったものを取り上げ、その中でミツカングループがどういった戦略を取っているのかを分かりやすく伝えるマンガにしました。以前のシリーズよりもカタい内容になるかもしれないと思ったため、マンガのタッチをより柔らかいものに変えています。

難しいネタでもうまくマンガに調理してもらえる

社内報マンガというのは、どうしても文字数が多くなってしまい、説明っぽくなってしまいがちです。こちらとしても、盛り込みたい要素がたくさんある中で、何にフォーカスするのがいいのか悩みながらトレンド・プロさんにお願いすることも多いんです。そういった状況でも、マンガで見せることで効果的な部分を大量の資料の中から選び出して、よくまとまっていて伝わりやすいものにしてくれる。ムリなお願いが多くて申し訳ないのですが、とても助かっています。

私は社内報のマンガについて、『週刊こどもニュース』というテレビ番組並の分かりやすさを目指しています。あの番組って基本的に子ども向けの番組ですが、どうしたらうまく伝えられるかがとても工夫されていて、大人が見てもよくわかるんですよね(笑)。社内報も簡単で面白く、でも内容が充実したものが作りたい。一部からは、マンガにしなくても分かる、という声もありますが、『わかりやすい』といった声もたくさん頂いており、目的を達成できていると感じています。

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担当スタッフからのコメント

強い現場シリーズでは、毎回マンガの主人公になる方にインタビューを行いました。メーカー出身の私にとっては、いろいろな部門の方のお話は非常に興味深く、インタビューは毎回楽しみなイベントでした。

「食を取り巻く環境変化」「グループビジョン」では広報のご担当者様とのやり取りの中でストーリー作りをしています。特に今手がけているグループビジョンのマンガは理念という抽象的な概念を誤解のない形で伝えなくてはならないという、非常に難易度の高いストーリー作りが求められています。わかりにくいものをいかにわかりやすく伝えるか、ご担当者様と知恵を絞りながら制作にあたっています。すでに掲載した2回に関しては非常にわかりやすいというアンケートの回答もいただけているようで、頑張りが報われたかなと感じています。

(担当:三好裕紀)

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