ピックアップ実績紹介│NECキャピタルソリューション様 IR広報誌

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NECキャピタルソリューション様 IR広報誌

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シリーズ作品

  • NECキャピタルソリューションMAGAZINE
    Vol.7 Vol.8
株主とのコミュニケーションを増やす
「ファン化ツール」にマンガがマッチ

クライアント名

NECキャピタルソリューション株式会社

漫画化の目的

個人株主のファン化ツール→採用・営業に活用

漫画のターゲット(読者)

個人株主・就活生・お客様

漫画の活用方法

株主の方々への配布・採用ホームページでの公開

制作物仕様

B5版24ページカラー(小冊子版)
PDF、デジタルコミック(Web版)

マンガ仕様

カラー 12ページ

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作品概要

リースをはじめとするファイナンス事業を担うNECキャピタルソリューション(当時:NECリース)が東証一部に上場するに当たり、主に個人株主の方々に向けて、事業や新しい取り組みなどをわかりやすく紹介する目的で制作・配布を始めました。
その後、新卒採用のページでも活用いただき、学生の方々に事業をわかりやすく伝える役割も担っています。

「株主さん達をわが社のファンにしたいんです」

2006年に東証一部への昇格を予定されていたNECリース様(当時)のIRご担当者様は、株価の動きに影響されずに株式を保有してくれる個人株主づくりのための方策をずっと思案していらっしゃいました。そんな折、弊社で制作したとある広告マンガをご覧になり、「これだ!」とひらめいてお問い合わせくださったところから、このプロジェクトはスタートしたのです。

コンセプトは「株主さんをファンにするマンガ」。実際「ファン化ツール」と呼ばれてスタートしたこの企画は、半期ごと発行の事業報告書と四半期づつずらした発行で、株主さんとのコミュニケーションの機会を増やすツールとしてご活用いただいています。

読んでもらうにはサービスを解説するだけではダメ!

NECキャピタルソリューション様のサービスはリースをはじめとする金融や資産ソリューションですが、それをただ解説するだけのマンガにしてしまっては、何の面白みもなく、読み手の株主の方々に読んではもらえません。

そのため、毎回テーマごとに各サービスのご担当者様にヒアリングして、実際の営業現場でのやり取りや、お客様との係わり合いを伺い、それをもとにして「血の通った人の物語」に置き換えられるよう努力しています。
とはいえ解説が必要な内容もありますので、その場合も漫画家さん(まがみばんさん)とやり取りしながら、図式化するなどわかりやすい表現にするよう努力しています。

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お客様からの声

NECキャピタルソリューソン株式会社(旧:NECリース) 児玉様

マンガで株主様とコミュニケーション

年に2回、いわゆるIRを目的として個人株主様に事業内容をご紹介するための冊子を制作していただいています。

この冊子を作る前は、株主様との主なコミュニケーションは事業報告書によって行っていました。しかし、事業報告書は専門用語が多用されるせいで内容が難しく、また弊社の事業内容の固さもあいまって、どうしてもわかりにくいものになってしまいます。そこで株主様とコミュニケーションを取る機会を増やすと同時に、よりわかりやすく事業内容を紹介するためにマンガを使うことに決めたわけです。

トレンドさんとのお付き合いはもう3年ほどになりますね。おかげさまで冊子は好評で、すでにシリーズで8作を制作しています。マンガという表現手段はものごとを非常にわかりやすく伝えます。そのために、制作を進めていくにあたってこちらの頭の中も整理する必要があり、私自身も非常に勉強になっています。パンフレットを見ただけではわからなかったスキームの細かい点などが制作を通じて理解でき、「こんなこともできるんだ!」と驚くこともしばしばありますよ。

事業内容をわかりやすく描いたこのマンガは、採用HPにてリクルート用にも活用させていただいています。

会社の特色を出したストーリーを

マンガを制作するにあたって面白くもあり、大変でもあるのがやはりストーリーづくりですね。テーマにはなるべく当社の特色が表れた事業を選ぶように気をつけています

例えば、Vol.6で紹介した、動産(商品や材料など)を担保に融資を行うという「ABL」というサービスは、資産査定などにおいてメーカー系リース会社である当社の強みがうまく表現できるテーマだったと思います。

シリーズを通じてマンガを描いていただいている漫画家の「まがみばん」さんの絵柄は、癖がなく幅広い層に受け入れられるタッチだと思いますので満足しています。当社の主な株主にはご高齢の方が多いですから、あまり尖ったタッチのものは嫌われてしまいますしね。当社の社風ともマッチした絵だと思います。

今後お付き合いをしていく上での要望を強いてあげるとすれば、レスポンスを早くしていただくということですかね。これは今が遅いというわけではないのですが、限られた時間で制作を進めていく以上、お願いしたことを素早くやっていただくということは重要だと思います。あまり他所の会社でマンガを使うということはないようですし、これからも当社の魅力を伝えるためにマンガを使っていきたいですね。

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担当スタッフのコメント

最初にご担当者の方からお電話をいただいて「マンガでIRってできるものなのでしょうか?」と質問されて、二つ返事で「ええ、できますよ」とお答えしたことをいまだに良く覚えています。

とはいえ、お客様も私どももIRをマンガにするのは初めての試み。何をテーマにすれば良いのか当初はいろいろなアイディアが出て、なかなかまとまりませんでしたが、最終的にはサービスをストーリーで見せる今の形に落ち着きました。

これは私どもで制作するIRマンガの基本スタイルとなり、これ以降に制作した他社様のIRマンガも基本的にこのスタイルを踏襲しています。

(担当:三好裕紀)

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